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【社説】市場介入より信頼回復が先(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国金融市場が危機に直面している。為替レートと株価を見ると、3年前にリーマンショック当時よりも悪い水準だ。韓国のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)プレミアムは主要銀行が格下げされたフランスよりも高い。危機の震源地は欧州と米国だが、韓国がもっと深刻の事態になっている。こうした中、先週末、当局が50億ドル規模と推定される市場介入を行った。ウォン安-外国資金の流出-株価急落-ウォン安という悪循環を断ち切るためとみられる。

しかし目の前の不安な流れにあまりにも敏感に対応すると、大きな流れを逃すことになる。現在の韓国市場が過度に動揺している理由は、この2、3年間に外国資金が押し寄せたことに対する反作用だ。危機に直面した欧州と米国がこの資金を自国に引き戻しながらウォン安が急激に進んだ。ここには「学習効果」もある。世界経済が揺れる度に安全資産のドルが急騰し、結局、韓国のようなエマージングマーケットがドル不足に苦しむという過去の経験のためだ。

【社説】市場介入より信頼回復が先(2)

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