こうした内容を盛り込んだ「東アジア史」の教科書は教学社とチョンジェ教育出版社が製作した2種類だ。2種類とも国史編纂委員会と東北アジア歴史財団の教科書検定で合格判定を受けた。2つの教科書は丙子胡乱(ピョンジャホラン)・丁卯胡乱(チョンミョホラン)もそれぞれ丙子戦争・丁卯戦争と用語を変えて記述した。
「壬辰倭乱という名称を壬辰戦争に変えなければならない」という主張は以前から学界で提起されていた。「倭乱」という表現は「倭人」(日本人)が起こした乱という意味で、「東アジア3カ国が戦った国際戦争の性格を表現できない」という理由からだ。当時世界的に最も規模が大きかった戦争という点を強調して「7年戦争」という用語を一緒に使ってきた学者もいる。それでも教科書にどのように記述するか本格議論されないでいたものを今回の教科書執筆陣が「壬辰戦争」と記述したのだ。一部執筆者は「東アジア大戦という用語が妥当だ」という主張を提起したという。
「壬辰倭乱」を「壬辰戦争」に、来年から高校教科書で(2)
「壬辰倭乱という名称を壬辰戦争に変えなければならない」という主張は以前から学界で提起されていた。「倭乱」という表現は「倭人」(日本人)が起こした乱という意味で、「東アジア3カ国が戦った国際戦争の性格を表現できない」という理由からだ。当時世界的に最も規模が大きかった戦争という点を強調して「7年戦争」という用語を一緒に使ってきた学者もいる。それでも教科書にどのように記述するか本格議論されないでいたものを今回の教科書執筆陣が「壬辰戦争」と記述したのだ。一部執筆者は「東アジア大戦という用語が妥当だ」という主張を提起したという。
「壬辰倭乱」を「壬辰戦争」に、来年から高校教科書で(2)
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