2009年の地震で廃虚になったラクイラ市の様子。
だが被告らの話は違う。「現在の科学水準で100%正確な地震予知は不可能だ」という。そのためそれなりに最善の科学的助言をしただけなのに、その結果が違ったからと断罪するのは自分たちを防災対策失敗のスケープゴートにしようというものとの主張だ。
世界の科学界の反応も同様だ。世界5200人余りの学者は裁判を控え、同国のナポリターノ大統領に、起訴された学者らの救命を要請する嘆願書を送った。これに賛同した延世(ヨンセ)大学地球システム学科のホン・テギョン教授は、「地震予報はすべての地震学者の究極的目標だが、これまでのところは神の領域だ。学者の発表に対する判断は関連学界に任せるべきで、法的なものさしを突きつけるのは困る」と話した。
「地震警告しなかった」…イタリアで科学者6人起訴(2)
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