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世界最多ユーザーを誇る「グーグルマップ」アプリ、韓国で開発

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「バスに乗って停留場を通り過ぎてしまったことはないか。道が分からず他人に尋ねようかどうかためらった経験はないか…」

交通情報・道の検索に関連して世界の大半の人の悩みを解決するアプリケーションが韓国人の手で開発された。グーグルコリアが最近出した「大衆交通ナビゲーションアプリ」がその主人公だ。このプログラムは世界最多ユーザーを誇るグーグルマップアプリに自動で内蔵される。韓国人が開発したモバイル用プログラムが世界ユーザーを対象にしたグーグルのアプリに内蔵されるのは今回が初めて。

このプログラムはソウルはもちろん、米サンフランシスコ、日本・東京など世界およそ400都市で使用できる。グーグルコリア側は「その間、多くの交通関連プログラムが出てきたが、特定都市ではなく世界を対象にしたのは今回が初めて」と説明した。


このプログラムは個人用ナビゲーションを連想させる。バスなどの大衆交通で移動する際、目的地までいくつの停留場が残っているか、正しい方向に向かっているか、降りるところが過ぎていないかなど、音声などの多様な方式で知らせてくれる。大衆交通を乗り換える際、徒歩で移動する時にも位置や方向を示してくれる。

このプログラムは韓国技術陣がアイデアを出して開発を主導した。ソウルは他国の主要大都市に比べて大衆交通がよく発達し、使用の必要性が大きいうえ、最近、韓国のスマートフォン市場が爆発的に成長しているため、開発環境もよかった。

しかし開発段階では困難も多かった。プログラムが正しく作動するか確認するため、開発チーム員はソウル市内のすべてのバス路線を隅々まで乗り換えながら動き回った。他国での作動を確認するため日本・米国・欧州などへも何度も出張した。

心血を注いだおかげで海外ユーザーの評価もよい。情報技術(IT)専門メディア「engadget」はニューヨーク市内でこのプログラムをテストした場面をホームページに掲示し、「プログラムは立派に作動する」と絶賛した。米グーグル本社も「わが社の‘モバイルファースト(Mobile First)’戦略とよく一致するプログラム」と好評した。

プログラム開発を主導したグーグルコリアのホン・ソンギPM(プロダクトマネジャー)は「開発初期から韓国市場ではなく世界市場を目標に設定したのが功を奏したようだ」とし「今後も私たちの開発チームのプログラムが世界の人々が簡単に交通情報を得られる代表アプリになるようにしたい」と語った。



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