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日本産ガソリンの輸入が不発?、韓国産より汚染物質を多く排出

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国の東亜日報19日付によると、「日本産ガソリン」は韓国産よりも多くの環境汚染物質を排出するという韓国政府の分析結果が出てきた。

東亜日報は環境部の消息筋の話を引用、「韓国の国立環境科学院が先月、日本最大の製油会社JXニッポン・オイル・アンド・エナジーのガソリン200リットルを国内に搬入して成分を調査し、韓国産のガソリンを比較分析した結果、日本産は韓国産より発がん物質が多く、オゾン濃度を高める窒素酸化物と炭化水素もより多く排出した」と明らかにした。

日本産の場合、▽芳香族化合物▽90%留出温度(ガソリン蒸留量による温度)▽蒸気圧--が国内の大気環境保全法基準を超過した。芳香族族化合物は発がん物質を含有している。ガソリン内の蒸気圧と90%留出温度が高ければ、大気中のオゾン濃度が増え、人の呼吸器に悪い影響を与えるほか、農作物の収穫量が減少する。一方、鉛、オレフィン、硫黄などは国内基準を超過しなかったと、環境部は説明した。


通常、自動車燃料環境基準は大気汚染度、自動車運行実態などを考慮し、各国の実情に合わせて設定されている。結果的に韓国の基準が日本の基準よりも厳しいということだと、同紙は伝えた。

政府が日本産ガソリンの環境性を公式分析したのは今回が初めて。これを受け、韓国内の油類価格安定のために検討された「日本産ガソリン輸入」は不発に終わる可能性が高まった。



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