写真=ソウルの市場で韓国固有の食材をチェックするピエール・ガニェール。
私はソウルと首都圏の名のある市場はほとんどすべて見て回った。ソウルの可楽(カラク)市場、鷺梁津(ノリャンジン)市場など大型市場はもちろん、京東(キョンドン)市場、広蔵(クァンジャン)市場、そして京畿道城南(キョンギド・ソンナム)にある牡丹(モラン)市場まで行ってみた。可楽市場と鷺梁津市場はソウルを代表する食材市場だけに、フランスにある大型市場と規模や雰囲気が似ていた。私にとって特別なところは別にあった。ソウルから1時間の距離にある牡丹市場だ。広がった露天に形成された牡丹市場には、本当にないものはなかった。
ミシュランの3つ星料理人「韓国の食用犬に衝撃だったが…」(2)
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