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F1最強のベッテル「2011チャンプシャンパンは韓国で」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

セバスチャン・ベッテル

セバスチャン・ベッテル(24、ドイツ、レッドブル)はフォーミュラワン(F1)チャンピオンだ。 「世界最速の男」として通じる。 しかし天下のベッテルもまだ征服していないコースがある。 1カ月後に2011コリアGP(10月14-16日)が開催される全南霊岩(ヨンアム)インターナショナルサーキットだ。

F1は世界を回りながら年間19大会が開催される。 06年にF1にデビューしたベッテルは、今年誕生したインドGPの舞台ブッダサーキットを除いたすべてのコースでポディウム(3位以内入賞)に上がった。 しかし5.621キロを55周する霊岩サーキットだけはベッテルの未開拓地として残っている。

ベッテルは昨年のコリアGPで予選1位になった。 良くない天気もベッテルの味方をした。 ベッテルは雨のレースに特に強く‘レインマスター’と呼ばれる。 ベッテルは45周目までトップだった。 しかし10周を残してベッテルのマシンのエンジンが止まった。 結局、初代コリアGPチャンピオンはフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が手にした。 ベッテルは高麗青磁のトロフィーを眺めるだけで終わった。


ベッテルは今年もコリアGPの強力な優勝候補だ。 ベッテルの技術とレッドブルのマシンはともに昨年よりレベルアップした。 ベッテルは昨年19大会で5回優勝した。 今季は13大会で8回も優勝している。 昨年のような‘不運’に直面する可能性も少ない。 ベッテルは今季一度も棄権していない唯一のドライバーだ。 ドイツGPではブレーキに問題が発生しながらも4位に入るなど、危機管理能力が光った。

ベッテルにとって‘悪縁の地’である霊岩が‘栄光の地’に変わるかもしれない。 ベッテルはドライバーズポイント284点で、2位のマーク・ウェバー(レッドブル)に112点差をつけている。 このままいけば日本GPまたはコリアGPで2年連続のチャンピオンを確定すると予想される。



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