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【コラム】仁川空港がグローバル空港になるには(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
では現在の仁川空港は果して最高なのか。 「サービス部門評価1位」がもたらす錯視現象にすぎない。 利用客・就航会社・乗り換え率などの一般的評価指標では、依然として前途が長い新生空港にすぎないのが実情だ。 連休ごとに混雑する空港出国場を見てみよう。 収容力不足に対応した拡張事業予算だけで4兆ウォンにのぼる。 投資が集中する2014年からは財源確保案も不透明だ。 高い通行料を国民に負担させる空港高速道路のように、また民間資本の誘致に頼るのか。

最近、各国の多くの専門家が仁川空港の将来を眺めている。 世界が注目する最高サービス空港、開港10年でトップレベルに到達した空港ブランドをどう市場価値として具現するのか。 規制を緩和して海外市場に飛び込む準備をしなければならない。 空港は原発と鉄道に劣らず、10年、20年後に海外事業として成長できる新しい動力だ。 いまや狭い国内を抜け出して自活力を高め、グローバル空港グループへの参加を模索する必要がある。 相互資本でつながりを築いて‘同床’するのもよい方法だ。 時期を逃せば市場価値は減り、競争から取り残される。

ホ・ヒヨン韓国航空隊教授(航空経営学)

【コラム】仁川空港がグローバル空港になるには(1)

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