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秋夕は“長い連休”?整形手術に海外旅行、就職準備も…

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
#慶尚南道昌原(キョンサンナムド・チャンウォン)に住む社会福祉士のイ・ジュヨンさん(54)は今年の秋夕(チュソク)を本家がある慶尚北道慶山(キョンサンブクド・キョンサン)ではなく江原道太白(カンウォンド・テベク)のコンドミニアムで過ごす。宗教的理由で法事を行わない上、家族も多くなくあえて本家に集まる必要がないためだ。墓の草刈りは10万ウォンを払い代行業者に任せた。

#自転車に乗るのが趣味の会社員パクさん(36)氏は妻とともに今回の連休に5日間の済州道(チェジュド)自転車一周を行う。朴さんは、「飛行機のチケットと宿を取るのが大変だったが、新婚旅行の感じを出したくて済州道を選んだ」と話した。親戚には「海外旅行を行く」と嘘をついた。

家族間交流が減り1人世帯が増えたことで秋夕を名節ではなく「長い休日」と考える人たちが増加している。Gマーケットが今月初めに1288人を相手にインターネットでアンケート調査をした結果、「今回の秋夕に故郷に行く」と答えた人は42%で、半分に満たなかった。代わりに「休息を取る」(36%)や「旅行など文化生活を楽しむ」(22%)という回答が多かった。


ソウル・江南(カンナム)の整形外科は今回の秋夕にも好況を享受している。電子会社に通い2年目の女性会社員キムさん(27)は今回の秋夕連休に友人2人とともに整形手術を受ける。

就職準備生らには今回の連休が入社願書作成期間だ。2年にわたり就職を準備しているカン・ヒユンさん(28)は「昨年は秋夕が9月末で帰省したが、今年は周りの目も気になり入社願書締め切りも集中していることからソウルにいることにした」と話した。就職準備生が集まるインターネットカフェなどにはカンさんと似た理由の書き込みが数十件上がっている。実際にイーランドとシティバンクが10日、現代(ヒョンデ)海上が11日、斗山(トゥサン)が15日、産業銀行と中小企業銀行が16日に願書締め切りを控えている。海外旅行客も増加している。仁川(インチョン)空港は今回の秋夕連休中に海外に出かける観光客が51万5000人余りで過去最大になる明らかにした。

ソウル大学心理学科の郭錦珠(クァク・クムジュ)教授は、「若い層は地域や故郷に対する郷愁が少ないうえ、産業化で親戚間の連帯感も弱くなり、秋夕が“長期連休”に変わっている」と話した。



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