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埋まらない韓国サッカーの弱点、ウィングバック(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
場面1:先月10日に札幌で行われた日本戦。前半25分、左ウィングバックの金英権(キム・ヨングォン、21、大宮)が左足首を痛めて退場した。その時までは0-0だった。金英権が退場した後、韓国は3ゴールを奪われた。0-3の完敗。

場面2:7日未明(日本時間)、クウェートで行われた2014年ブラジルワールドカップ(W杯)アジア3次予選の第2戦。前半17分、右サイドのウィングバック、チャ・ドゥリ(31、セルティック)が右太ももを痛めて交代した。韓国は朴主永(パク・ジュヨン、26、アーセナル)の先制ゴールを守れず、クウェートと1-1で引き分けた。

二つの場面には共通点がある。まず主戦ウィングバックが負傷で退場し、次に韓国の守備が突然崩れるという点だ。


ウィングバックは強いチームになるための必須条件だ。FCバルセロナ(ダニエル・アルベス)、レアル・マドリード(セルヒオ・ラモス)、マンチェスター・ユナイテッド(パトリス・エブラ)など、昨シーズン優勝カップを手にしたチームにはすべて強力なウィングバックがいる。

プレスディフェンスが大勢の現代サッカーでウィングバックは攻守の中心だ。守備は基本、攻撃にも深くかかわる。相手のプレスを避けてスペースに食い込み、自ら空間を作り出したりもする。

韓国代表の趙広来(チョ・グァンレ)監督(57)もウィングバックの重要性をよく知っている。昨年7月に代表監督に就任した趙監督はベテランの李栄杓(イ・ヨンピョ、34)とチャ・ドゥリを左右のウィングバックに配置し、アジアカップで3位になった。



埋まらない�国サッカーの弱点、ウィングバック(2)

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