ソウル市が２６５億ウォン（約１９億円）を投じて２０１４年末までにスケートリンクを建設することにした。別名「キム・ヨナ・スケートリンク」だ。昨年７月にキム・ヨナ選手がソウル市広報大使委嘱式で呉世勲（オ・セフン）ソウル市長（当時）に、「適当なトレーニング場所がない。ソウルにスケートリンクがあれば良い」と話したのを受け、呉市長が「２０１３年までにスケートリンクを作る」と約束し計画された事業だ。

地上１階、地下１階、延べ面積９２００立方メートル規模で建てられるスケートリンクには公認規格（６１×３０メートル）の施設２つが入る。２００人収容の観覧席も作る。カーリング競技場とプール、附帯施設も入る。ソウル市は年内に投資審査を経てスケートリンク建設基本方針をまとめた後、市議会から公有財産管理計画の承認を受ける方針だ。

ソウル市はスケートリンクが完工すれば「キム・ヨナ・アイスリンク」と名前をつける計画だ。ソウル市の安承逸（アン・スンイル）文化観光企画官は、「予算投入を最小化するため市有地に作ることを検討中。江東（カンドン）・蘆原（ノウォン）・麻浦（マポ）を対象に建設妥当性検討をしている」と話した。