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「KTX山川、レベルの高い技術力を蓄積する期間短かった」=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
今年に入って絶えず提起されてきたKTXの安全問題に関し、民間専門家で構成された鉄道安全委員会が「車両の欠陥について改善措置が急がれる」と述べた。

民間鉄道安全委員会(委員長キム・スサム漢陽大名誉教授)は7日、KTXの運営改善に関する58件の勧告案を出し、「意欲が先立ち、安全管理が不足している」と指摘した。委員会が韓国鉄道公社(コレイル)に対して安全管理が足りないと指摘したのは初めて。年初の光明(クァンミョン)駅KTX脱線事故をきっかけに5月末に構成された委員会が3カ月間にわたり点検した結論だ。

委員会は「04年のKTX開通から6年で国内の技術力によってKTX山川を製作する成果を出したが、レベルの高い技術力を蓄積する期間が短かった」と指摘した。


金委員長は「技術力が不足しているにもかかわらず、十分な試験と試運転が行われなかった」とし「専門技術人材を養成する必要がある」と注文した。

鉄道技術研究院のチョン・ヨンワン首席研究員は「KTX山川を製作する現代(ヒョンデ)ロテムで研究開発(R&D)専門人材は200人にすぎない」と指摘した。

安全委は▽新しい高速車両の十分な試運転▽現在運行中のすべてのKTX列車に対する早期試験--も要求した。

また、安全を確保するため、列車を運営する主体のコレイルが新しい施設を建設する鉄道施設公団に安全措置をさらに強く要求できる制度を整えるべきだと指摘した。

コレイル関係者は「KTX山川の問題が完全に解決されるまでは全羅(チョンラ)線(益山-麗水)に投入される列車の引き渡しには応じない」と明らかにした。



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