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韓国サッカー、技術を備えたチームにはつまらなくなる

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

「漫画サッカー」と呼ばれている韓国サッカー。

サッカー韓国代表の趙広来(チョ・グァンレ)監督は速いパスワークを強調する。 ボールキープ率を高め、多彩な攻撃で相手の守備を崩すというのが目標だ。 漫画に出てきそうなサッカーということで「漫画サッカー」と呼ばれている。 しかし技術やパスワークを備えたチームとぶつかれば、韓国代表のサッカーは「つまらない漫画」になってしまう。

7日未明(韓国時間)に行われた2014ブラジルワールドカップ(W杯)アジア地域3次予選、クウェートとのアウエー戦が良い例だ。 韓国とクウェートは特徴が全く違う。 組織力と戦術理解度、フィジカルは韓国が上回る。 一方、柔軟性や技術はクウェートの優勢だ。 勝利の可能性を高めるには、自らの強みを極大化し、相手の強みを積極的に抑える知恵が必要だ。

クウェート戦ではこうした姿が見られなかった。 密集する相手に中央のパスプレーで一貫した。 フィジカル能力の優勢を十分に活用できなかった。 こうした戦術的な単調さを克服するために、両サイドのDFが無理に相手陣を出入りしたが、これは逆襲を許す度に決まって失点危機を招いた。


先月10日に行われた日本との評価試合でも同じ状況が見られた。 パスワークが一枚上の日本を相手に同じパスサッカーで対抗し、完敗(0-3)した。 スコアと流れがすべて相手側に傾いた状況でも、韓国のプレースタイルには目立った変化がなかった。 相手と状況を考えない「漫画サッカー」に対する行き過ぎた執着が韓国代表の足を重くしている。

フィジカルの優位を生かして相手を激しく攻めて崩す韓国サッカーの長所を漫画サッカーにどう組み入れるのか悩まなければならない時期だ。



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