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「韓国の環境政策は非常に進歩的…メキシコのモデルに」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「数年前までハリケーンはカリブ海の国の問題だった。 ニューヨークにハリケーンとは…以前にはなかったことだ」。

メキシコのエルビラ・ケサダ環境相(55)は先月、米国東部を襲ったハリケーンに言及しながら‘峻厳な警告’をした。 「私の息子と孫が死活がかかった問題だ」と言うケサダ環境相の目には悲壮感が感じられた。 グローバル緑色成長研究所(GGGI)とグリーン成長協力および低炭素発展の了解覚書(MOU)を締結するため韓国を訪れたケサダ環境相に5日、新羅(シンラ)ホテルで会った。

メキシコは開発途上国のうち唯一、国際協約に基づいて温室効果ガス排出目録を報告する国だ。 また温室効果ガス削減目標値を満たす義務がないにもかかわらず、自発的に目標を立てて計画通りに実践している。積極的に‘グリーン制裁’を受けようとする理由を尋ねると、ケサダ環境相は「メキシコ国民が気候変化で苦痛を感じているため」と述べた。


ケサダ環境相がGGGIと了解覚書を締結した理由も「韓国の経験を学んでメキシコはもちろん、ラテンアメリカの他の国とも共有するため」とし「今後どれだけお金を使うかが重要なのではなく、原因を根絶する必要がある」と強調した。

以下は一問一答。

--今回の了解覚書締結の意味は。 なぜ韓国を了解覚書締結対象国に選んだのか。

「韓国とメキシコは同じ問題意識を持っている。 まず、どう(気候変化のため苦しむ)南半球の国がお互い協力していくかについて悩んでいる。 また韓国からは、成長を続けながら伝統経済からグリーン成長とグリーン経済に転換する方法を学べる」

--気候変化に対応してグリーン成長を実現するための韓国政府の政策・戦略をどう評価しているのか。

「環境政策において韓国は非常に進歩的だ。 GGGIのような機関も世界には多くない。 また排気ガス削減など具体的な履行方法も出している」

--韓国で学んだ経験をどんな形で生かせるのか。

「こうした経験をメキシコの条件に合うように変えて、また別の機関を設立し、違った種類の可能性を創出することになるだろう。 これは気候変化のために苦しんでいるカリブの他の国にとっても代案になるかもしれない。 こうした国々はハリケーンと熱帯暴風をどう防ぐのか、海水面の上昇にどう対処するのか、その解決方法を切実に求めている」



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