3月の東日本大震災を労る短歌を作り韓国と日本の新聞に同時掲載した韓国の詩人、李承信(イ・スンシン)さんが天皇の短歌の師から感謝の文を受けた。
韓国人で唯一の短歌詩人として活動した孫戸妍(ソン・ホヨン、故人)の娘の李さんは、東日本大震災発生直後に120首の短歌を詠んだ。中央日報日曜版新聞である中央SUNDAYと日本の朝日新聞3月27日付に作品の一部が同時紹介された。李さんは、「これを見て日本の短歌専門家の中西進奈良万葉文化館長が先月に感謝の手紙を送ってきた」と5日に明らかにした。李さんによると、1929年生まれの中西さんは天皇に短歌を教える師だ。京都市立芸術大学名誉教授で、朝日新聞に1週間に2回にわたり「万葉集」の解説を連載している。
中西さんは手紙で李さんの短歌を2度引用し、「隣国の災害にこんなにも悲しみを詠んだ詩人に私は深く感動し、そうした愛に尊敬の心を強く抱いた。国境を跳び越え心をつなぐ詩の力を私は大きく感じた」と書いた。李さんはまもなく出版される自身の短歌集「人生にどうして花咲く春の日だけがあるだろうか」に今回の手紙を載せる予定だ。
韓国人で唯一の短歌詩人として活動した孫戸妍(ソン・ホヨン、故人)の娘の李さんは、東日本大震災発生直後に120首の短歌を詠んだ。中央日報日曜版新聞である中央SUNDAYと日本の朝日新聞3月27日付に作品の一部が同時紹介された。李さんは、「これを見て日本の短歌専門家の中西進奈良万葉文化館長が先月に感謝の手紙を送ってきた」と5日に明らかにした。李さんによると、1929年生まれの中西さんは天皇に短歌を教える師だ。京都市立芸術大学名誉教授で、朝日新聞に1週間に2回にわたり「万葉集」の解説を連載している。
中西さんは手紙で李さんの短歌を2度引用し、「隣国の災害にこんなにも悲しみを詠んだ詩人に私は深く感動し、そうした愛に尊敬の心を強く抱いた。国境を跳び越え心をつなぐ詩の力を私は大きく感じた」と書いた。李さんはまもなく出版される自身の短歌集「人生にどうして花咲く春の日だけがあるだろうか」に今回の手紙を載せる予定だ。
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