米グーグル本社の首席エンジニア、チョン・ジュンヒ氏。
大学3年で「ALZip」開発社のイーストソフトを共同創業したチョン氏は、98年の通貨危機当時、米シリコンバレーに移住し、大家級エンジニアに成長した。 06年にグーグルにスカウトされ、新規プロジェクトのチーム長として活躍中だ。 ちょうどグーグルコリアに派遣されているチョン氏から20年間にわたり韓米ソフトウェア業界を行き来しながら感じてきたことを尋ねた。
--韓米ソフトウェア開発現場の最も大きな違いは。
「シリコンバレーでは死ぬまでエンジニアとして働くのが非常に自然で当然のことだ。 望めばそうできるし、またそういう人を人生の失敗者という目で見ない。 しかし韓国では5年、7年以上も現場エンジニアで働くということ自体が一種の羞恥となる。 月給も上がらず、昇進もせず、20歳代のように常に‘月火水木金金金’という生活を送らなければならないという意味になってしまう。 それで韓国ソフトウェアは最大5年目の人が作るという言葉が出てくる」
「グーグルでは72歳のエンジニアも現役…韓国では30代で現場離れる」(2)
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