「ｉＰａｄ」より薄く軽く、そうでなければ遥かに安く…。

アップルの「ｉＰａｄ」を狙った反撃が一斉に始まった。ベルリンで開かれた国際家電見本市の「ＩＦＡ２０１１」は「ｉＰａｄ」を追撃しようとする後発企業の攻撃でタブレットＰＣ激戦地となった。韓日中の電子機器メーカーは２０１０年４月にタブレットＰＣという新しい市場を開いた「ｉＰａｄ」を追撃するために次から次へ新兵器を持ち出した。

最も強力な挑戦者の三星（サムスン）電子は「ギャラクシータブ７．７」を戦略兵器として出した。


ＩＦＡ開幕に先立ち１日に世界のメディアを対象にした会見で新製品を発表し展示を開始した。世界初のＡＭ型有機発光ダイオードの画面を使い高解像度画質を実現し、３３５グラムに軽くなった点が観覧客をひきつけた。だが、三星電子は３日目の４日にこの製品を展示目録から消した。ドイツでの国内販売とマーケティングの禁止を求めるアップル側の仮処分申請をドイツ・デュッセルドルフ地裁が認めたことに対し三星電子が裁判所の意見を尊重することにしたもの。現地ではタブレットＰＣをめぐる競争がどれだけ激しいかを見せる一断面と解説した。





ＩＦＡでタブレット戦争…三星は「ギャラクシータブ」展示取りやめ（２）