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<大邱世界陸上>モンゴルにも負けた開催国の韓国マラソン

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
国民の皆さんに申し訳ない。頭が上がらない。韓国マラソンは2010広州アジア競技大会で金メダルを獲得した。それでアジア最高を自負し、今大会の目標もその地位を守るということだった。

ところが韓国選手のうち最も順位がよかったチョン・ジンヒョク(23位)よりも日本は2人(堀端宏行7位、中本健太郎10位)が好成績を出した。韓国は中国(ドゥングォジェン14位)、モンゴル(セルオド・バットオチル20位)選手にも負けた。エースのチ・ヨンジュンがけがで抜けたとはいえ、個人戦も団体戦(日本2位、中国5位、韓国6位)も負けた。

韓国選手は大邱の暑い天気に対応するため、ずっと暑いところで練習した。これが敗着だったようだ。選手は大会が迫るほど練習量を消化するのがきついと訴えた。練習量不足は競技力の低下をもたらした。


選手は主に春・秋大会に出場してきたため、真夏の競技に対する経験も不足した。競技の中盤、ケニア選手がお互い前に出たり後ろに行ったりしながら揺さぶりをかけたが、この戦略に経験が少ない選手が巻き込まれた点もあった。ケニア選手は全体的にスピードが優れ、競技中には犠牲精神も発揮した。

今大会で採択された循環コースはマラソン選手のほとんどが好むコースだ。それだけにさらに惜しまれる。外国で行われた競技でこうした成績が出たとすれば理解できる。政府の支援も受け、好成績を出すために選手を集めてチーム練習までもした。選手10人を集め、けが人の発生にも備えた。にもかかわらず結果が良くなかったため、結局、レース戦略も失敗したと見なければならない。

深く反省はしなければならないが、意気消沈してばかりいられない。今大会に出場した選手はほとんどが若い。良い経験だったと思う。

2012年ロンドンオリンピック(五輪)もあり、2014年仁川(インチョン)アジア競技大会も近づいてくる。これから大きな大会が多い。良くない雰囲気を早期に変えて、これまで以上に集中して走らなければいけない。選手だけでなく、すべての陸上関係者がマラソンの名誉回復のために努力する必要がある。

国民体育振興公団マラソンチーム監督 黄永祚(ファン・ヨンジョ)



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