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現代車から16年ぶり「ソナタ級ワゴン」…輸入車と勝負

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

現代(ヒョンデ)自動車は1日、釜山(プサン)近隣海域のクルーズ船で「i40(アイフォーティー)」新車発表会を行った。 16年ぶりに登場したワゴン型モデルで、便宜装置は輸入車を上回る。 価格はガソリン2.0Lモデルが2835万-3075万ウォン(約210-225万円)と「ソナタ」を超える。 超音波センサーも装着し、運転手が駐車しやすいよう配慮した。

1995年に登場した現代自動車最初のワゴン車「アバンテ・ツーリング」。

現代(ヒョンデ)自動車が16年ぶりにワゴン車を出した。 輸入車に対抗して幅広い消費者を満足させると同時に、欧州で人気があるワゴン車で輸出を増やすためだ。

現代車は1日、釜山海雲台(プサン・ヘウンデ)で中型ワゴン車「i40」の新車発表会を開いた。 1995年に登場した「アバンテ・ツーリング」を継承するモデルで、ソナタと同じ2.0Lガソリンエンジンを搭載し、中型車級にした。 車体は新型アバンテに使われたJ3プラットホームを前後に長くした。

この車は現代車のプラットホーム共有技術力を見せるモデルだ。 現代・起亜はJ3プラットホーム一つで「アクセント」「アバンテ」「ツーソン」「プライド」「スポーテージ」に続いてワゴン車まで開発した。 この場合、新車開発費が1車種当たり500億-1000億ウォン削減できる。


キム・ソンファン国内マーケティング常務は「ヨーロピアンワゴンスタイルのi40は、国内顧客に輸入車と比較する選択の機会を提供するだろう」とし「ソナタに比べて大きさは小さいが、ワゴンの空間活用性が優れ、中型車級と考えればよい」と説明した。

この車の前面デザインはアバンテと似ている。 現代車のデザイン哲学である彫刻のような均衡美をいう「Fuluidic Sculpture」を受け継いだ。 室内の大きさを左右する幅とホイールベース(前後車輪)はソナタより20ミリ短い。 長さはトランク部分が長くなり4815ミリで、ソナタ(4820ミリ)と似ている。 トランクには小さな物をいくつも積めるように「ラゲッジレールシステム」を国内で初めて適用した。 後部座席をたためば自転車のような大きな荷物も入る。

ガソリンエンジンはソナタに使用した2.0GDIエンジンと同じで、最高178馬力。価格はアバンテより平均30%高い。 似た仕様の「ソナタ」に比べても100万-300万ウォンほど高い。 ガソリン2.0GDIは2835万-3075万ウォン、ディーゼルモデルは2775万-3005万ウォン。

現代車は今年、国内市場で8000台、海外で2万7000台を販売するという目標を設定した。 来年は世界で10万台を販売する計画。



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