先月31日、釜山(プサン)を出発してソウルへ向かったKTXが出発から1時間30分後の午後10時25分ごろ、漆谷(チルゴク)IC付近で停止した。事故列車の運転士は列車の故障原因を見つけることができず、車両のすべての電源を落としてから5分後に再起動しまた出発した。だが、速度が普段の時速300キロメートルの半分しか出ず、後続の列車にも影響が出た。コレール(鉄道公社)は結局、大田(テジョン)駅で列車を交換し、乗客200人余りはソウル駅に予定より30分遅れの午後11時24分ごろに到着した。乗客は車両の電源を落とす過程で案内もなく、暗闇の中で不安に震えなければならなかった。今回の列車はこれまで頻繁に故障を起こしていた新型車両の「KTX山川(サンチョン)」ではなく、フランスから輸入した「KTX-1」だった。
KTXの今回の事故は今年に入ってからだけで39回目だ。特に今回の故障は280万人が列車を利用するとみられる秋夕(チュソク)の大輸送期間を目前にして発生したもので不安も大きい。コレール関係者は1日、「事故原因は車上信号装置が故障したため」と話した。車上信号装置は時速300キロメートル以上で運行するKTXの核心安全装置で、運転士が車内から信号を肉眼で確認できないため各種安全信号を計器盤で確認できるようにしている。
コレールが秋夕前までに終えるという故障の懸念がある部品交替作業も進行率が86%程度にとどまっている。コレールは今年2月初めに光明(クァンミョン)駅での脱線などKTX列車の事故が相次ぐと冷却送風機と車輪、制動表示器など主要部品6種を秋夕前までに交換し、動力接触器のような部品5種は年末までに取り替えると発表した。6種の部品に残り5種まで合わせると、全体交換作業率は77%程度だ。
コレールの故障部品交換作業も遅れ、また他の部品でも故障を起こしており、秋夕のチケットを予約した乗客は不安に思う。秋夕のチケットを予約したというある乗客は、「故障しないKTXに乗るのは宝くじに当たる確率だと言われている。安全に帰省できるか不安だ」と話した。
KTXの今回の事故は今年に入ってからだけで39回目だ。特に今回の故障は280万人が列車を利用するとみられる秋夕(チュソク)の大輸送期間を目前にして発生したもので不安も大きい。コレール関係者は1日、「事故原因は車上信号装置が故障したため」と話した。車上信号装置は時速300キロメートル以上で運行するKTXの核心安全装置で、運転士が車内から信号を肉眼で確認できないため各種安全信号を計器盤で確認できるようにしている。
コレールが秋夕前までに終えるという故障の懸念がある部品交替作業も進行率が86%程度にとどまっている。コレールは今年2月初めに光明(クァンミョン)駅での脱線などKTX列車の事故が相次ぐと冷却送風機と車輪、制動表示器など主要部品6種を秋夕前までに交換し、動力接触器のような部品5種は年末までに取り替えると発表した。6種の部品に残り5種まで合わせると、全体交換作業率は77%程度だ。
コレールの故障部品交換作業も遅れ、また他の部品でも故障を起こしており、秋夕のチケットを予約した乗客は不安に思う。秋夕のチケットを予約したというある乗客は、「故障しないKTXに乗るのは宝くじに当たる確率だと言われている。安全に帰省できるか不安だ」と話した。
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