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“原因未詳肺疾患”妊婦の死…「加湿器の殺菌剤が原因」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
今年に入って妊婦4人の命を奪った肺疾患の原因は「加湿器の殺菌剤」という保健当局の中間調査結果が出てきた。 加湿器の殺菌剤が原因という調査報告は世界で初めて。 保健福祉分と疾病管理本部は31日、こうした調査結果を発表した。 また消費者に加湿器殺菌剤の使用を控えることを勧告し、製造会社には製品の販売を自制するよう要請した。

疾病本部は04年以降、原因未詳の肺損傷で入院した患者18人と同じ病院の呼吸器アレルギー内科患者121人を比較した。 その結果、加湿器殺菌剤を使用した際に原因が分からない肺損傷が発生する危険が、殺菌剤を使用しない場合に比べて47.3倍高いことが分かった。 患者の環境や習慣などを分析する疫学調査技法で原因を推定したのだ。 疾病本部は実験室で一部の殺菌剤を肺細胞にまいたところ、肺損傷が生じるという事実も確認した。

オキシ・SKケミカル・愛敬(エギョン)など加湿器殺菌剤製造会社はこの日、製品の生産を中断すると明らかにした。 しかしこれら企業で構成された加湿器殺菌剤協会は調査結果に対して反論した。 協会は声明書で「調査結果はいくつかの危険要素の一つに関する言及にすぎない」と主張した。 SKケミカルのキム・ソンウ広報部長は「米国環境保護庁(EPA)の毒性検査で私たちの製品の原料は肺疾患と関係がないという判定を受けた」と述べた。

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