石油製品の輸出が大きく増加した。特に、先月の韓国・欧州連合（ＥＵ）自由貿易協定（ＦＴＡ）発効以降、欧州への輸出が大幅に増えた。

３０日、韓国の知識経済部によると、７月の石油製品輸出は４２２２万バレルで、昨年同月と比べ３１％伸びた。輸出金額の増加幅は９４．６％に達した。高い原油価格に製品単価がつられて上がったのもその理由の一つだ。地域別としては韓ＥＵ間ＦＴＡが発効されるとともに、欧州全域への輸出量が先月と比べ２５２％急増した。オランダへの輸出額は６９万１０００バレルから１８７万５０００バレル、フランスへの輸出額は４２万７０００バレルから１０５万バレルまで拡大した。これまで活発でなかった英国とスペインへの輸出も再開された。

これにより、（韓国にとって）欧州はアジアに続いて石油製品の輸出物量が２番目に多い地域として浮上した。６月までは米州地域が２位だった。