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青少年有害物規制緩和、“酒・たばこ”露骨な勧誘表現に制限

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
歌詞に酒・たばこと関連した内容が青少年に有害か否かを判断する基準が緩和される。19歳を基準として規定する判定基準を細分化し、「12歳未満利用制限」等級が新設される。「12禁」等級は「青少年有害音盤」には該当しないため、放送や販売の制限を受けない。業界が自律的に等級を区分し、販売を自制するように誘導するということだ。女性家族部は29日、このような内容を収めた青少年有害音盤審議制度の改善方案を発表した。歌詞に酒・たばこなどの言葉が入った音盤を青少年有害物、つまり「19禁」として判定する基準が恣意的だという世論の非難が高まり、急ぎ改善案を出したのだ。

その内容とはまず、酒・たばこを直接的及び露骨に助長(奨励)したり美化したりする場合に限って19禁に規制することにした。酒やたばこと関連のある隠喩的な表現は規制しない。女性部は生徒の親や専門家の意見を聞き、来月中に施行細則を作成して10月中に施行する予定だ。この基準が適用されれば、ロックバンドであるVodka Rain(ウォッカレイン)の「深夜食堂」は有害対象から外れる可能性が高い。「深夜食堂」は、「僕に今欲しいのは氷より冷たい一口のビール」という歌詞で有害判定を受けた。その反面、アイドルグループである2PMの「ハンズアップ(Hands Up)」のような歌は19禁判定を受けることになる。「ハンズアップ」の歌詞、「皆一緒に酒一杯やろう」という部分が直接的に酒を勧めていると見られるためだ。

女性部は長期的に青少年有害音盤の審議・決定機能を民間に渡すことにした。映像物等級委員会やゲーム物等級委員会のような組織をつくり、そこに任せる予定だ。

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