4泊5日のロシア訪問を終えた北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記。
金総書記が鉄道を利用してロシアを訪問したのは、01年、02年に続いて今回が3度目だが、中国を通って帰るのは初めて。これに関し中国のある対北朝鮮消息筋はこの日、「金総書記が帰路に中国指導部と接触する可能性が大きい。9人の政治局常務委員のうち1人が特別列車に同乗して会談をしたり、東北3省のある場所で会談する可能性がある」と述べた。こういう目的がなければ満州鉄道を利用する可能性は低いという指摘だ。ロシアを訪問した後、帰路に移動距離を1500キロ短縮する目的で中国を通過すれば、これば外交的な非礼になるからだ。
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