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韓国政府「北に誠意ない」…6カ国協議の早期再開は難しく(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ロシアの立場の変化も注目される。その間、ロシアは無条件に6カ国協議に再開すべきだという朝中と、徹底した事前措置が必要だという韓国の間にいると評価されてきた。

実際、ロシアのボロダフキン外交次官は3月の訪朝当時、6カ国協議の事前措置として▽核兵器生産・実験の中断▽ロケット発射など追加挑発の中断▽国際原子力機関(IAEA)視察団の寧辺(ヨンビョン)核施設復帰などを要求してきた。これは朝中を除いた6カ国協議関係国の事前措置基準として作用してきた。

政府当局者は「ロシアは6カ国協議を開くための事前措置の必要性を認めている」とし「しかし最近は『北朝鮮が条件なしに6カ国協議に復帰すると述べているだけに議論してはどうか』という立場を見せている」と説明した。メドベージェフ大統領の今回の仲裁は、韓半島に対する影響力を拡大する狙いがあるとみられる。。


今回の首脳会談では、北朝鮮を通過するパイプラインを通ってロシアの天然ガスを韓国に輸送するプロジェクトも議論された。メドベージェフ大統領は「北朝鮮を通って韓国にガスを供給するための特別委員会を発足することで合意した」と明らかにした。

政府も「3者が近く会う」(当局者)と否定しなかった。しかし政府はこのプロジェクトが直ちに実現するとは考えていない。政府当局者は「南北とロシアのパイプライン連結事業が大きな成果を出すためには、需要者である韓国の積極的な参加が必須。しかし北朝鮮の核問題に進展がない状態で、経済的な計算だけで決めることはできない」と述べた。ただ、ロシアのガスを媒介にもう一つの南北対話チャンネルが稼働するという意味はある。



韓国政府「北に誠意ない」…6カ国協議の早期再開は難しく(1)

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