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ソウル市、きょう選択の日…「無償給食」住民投票

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ソウルで初の政策投票となる無償給食の住民投票が24日に実施される。2206カ所で行われる投票は午前6時に始まり、午後8時に締め切られる。

「ポピュリズム」論争の中で行われる今回の投票は「全面無償給食」(野党案)という‘普遍的福祉’と「段階的無償給食」(ソウル市案)という‘選択的福祉’の間の対決だ。投票の結果に進退がかかる呉世勲(オ・セフン)ソウル市長は23日、今回の投票を「価値の守護戦」と規定した。

呉市長はハンナラ党ソウル市党協委員長朝食会議に出席し、「住民投票はハンナラ党の価値を守れるかどうかを決定する投票。ハンナラ党の価値を伝える最も良い機会という気持ちで最後まで心を一つにしてほしい」と訴えた。また「今朝も(住民投票に)激しい反応を見せる市民に会ったが、民主党が『(子どもの)食事を奪う選挙』と主張しているため、多くの市民が誤解しているようだ。住民投票の趣旨を正確に伝えられていない人たちが多くてもどかしい」と吐露した。


ハンナラ党の洪準杓(ホン・ジュンピョ)代表は「民主党の投票不参加運動は、投票参加者を悪い人と罵倒し、公開投票を助長する反憲法的、反民主的な行為だ」と猛非難し「人事を尽くして天命を待つという姿勢で投票参加運動に最善を尽くす」と述べた。

民主党は「呉世勲審判論」までも提起し、攻勢を強めた。金振杓(キム・ジンピョ)院内代表は党会議で「ソウル市民は、正当な拒否権行使で無償給食が守られ、呉市長が確実に審判されると信じている」と述べた。李庸燮(イ・ヨンソプ)報道官は「今回の住民投票は投票場に行かないことが投票をすることだ」と主張した。



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