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【時論】21世紀版朝鮮策略(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
中国初の空母「ワリャーグ」をめぐる米中間の神経戦が激しかった。 もちろん中国の母艦がすぐに米国にとって軍事的な脅威になることはないだろう。 しかし中国の母艦戦略を単なる物理的な比較優位レベルで把握することはできない。 特に韓国に対する含意は大きい。 昨年の夏、韓半島で軍事的な緊張が高まった時、米国の空母「ジョージワシントン」が東海(トンヘ、日本名・日本海)に入ろうとすると、激しく反対したのが中国だった。 太平洋が米国の庭という時代は過ぎたという中国の抗弁は「韓米同盟は冷戦の産物」という主張と同じ脈絡だ。

米国の「ジョージ・ワシントン」と中国の「ワリャーグ」が東海で対立する事態が今すぐ来るわけではないが、両国が韓半島周辺海域で脱冷戦の覇権をめぐり競争する時代がいつかは来るかもしれない。 それが中国空母の父と呼ばれる劉華清の夢だった。 こうした状況が、24日で中国修交19年となる韓国に迫ってくる戦略的現実だ。

外交・軍事的な側面で見た韓中関係には少なからず失望と挫折があった。 私たちの過ちも大きい。 山が高ければ谷も深い。 私たちが中国にかける期待が高かっただけに、失望と挫折も大きくなるしかなかった。 貿易と投資をはじめとする多くの分野で最大のパートナーとなった国に対する期待が高まるしかなかったのは、むしろ当然のことかもしれない。 しかし外交・軍事的に両国関係がまだ冷戦の谷から抜け出せなかったという事実が、私たちの戦略的判断を鈍らせたのも事実だ。 結局、中国を読み間違えたのだ。 大きな内部変化のうず巻きの中で苦闘する中国、そして米国と北朝鮮に対する中国の戦略的貸借対照表を正確に読み取れなかったのが、私たちに与える教訓だ。

【時論】21世紀版朝鮮策略(2)

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