ロシアを訪問している北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の太った姿が現地報道機関を通して確認された。また脳卒中の後遺症のため左手の動きが不自然だったが、今回のロシア訪問ではかなり好転している姿を見せた。金委員長は糖尿病・高血圧・腎不全のため冠状動脈疾患が発生し、二度の心臓手術を受けたと伝えられているが、今回、太った姿が確認されたことで、さまざまな推測を呼んでいる。
ロシア・アムール州インターネットサイト「ポータル・アムール」は21日、金委員長の写真を公開した。金委員長は08年8月の脳卒中手術後のやせた姿とは違い、顔・腹・脚などが太っている。髪の毛はかなり少なくなっているが、細くなっていた腹部が脳卒中前のようにまた出て、上着が小さく見えるほどだった。
国内専門家らは金委員長の健康がある程度好転したと見ている。国立がんセンターのミョン・スングォン博士(家庭医学科)は「また太ったのを見ると、健康状態がある程度回復したと推定される」と述べた。江南(カンナム)セブランス病院のアン・チョルウ教授(内分泌内科)は「糖尿病の初期には血糖が調節されず体重が落ち、薬で調節をすれば6カ月-1年後に体重が増える。おそらく金委員長もある程度良くなっている状態ではないかと思う」と述べた。建国(コングク)大病院のハン・ソルヒ教授(神経科)は「腹が出たのは食欲が回復したと解釈することもできる」と診断した。
金委員長はブレヤ発電所訪問を終えた後、特別列車のタラップの傾斜を上る時、随行員の支援を受けず、柱をつかむこともなかった。これに先立ちブレヤ駅に到着した時、女性がロシア式の歓待の意味で塩とパンが入った盆を出すと、左手で盆を受けて右手でパンを持った。左手が不自由だった以前の姿とはかなり違う。
ソウル牙山(アサン)病院のクォン・スンオク教授(神経科)は「脳卒中によるまひはほぼ回復したようだ」と述べた。ただ、金委員長が歩く時、左腕を右腕ほど振らない点から、完全には回復していないという指摘が出ている。
しかし金委員長は髪の毛が減り、皮膚も良くないため、今後が問題という予想も多かった。江南セブランス病院のアン教授は「血糖調節がうまくいき、体が少し良くなったからといって管理を怠れば、心臓疾患や脳卒中などの合併症が出てくるが、そのような場合はさらに危険な状態になる可能性がある」と指摘した。
ロシア・アムール州インターネットサイト「ポータル・アムール」は21日、金委員長の写真を公開した。金委員長は08年8月の脳卒中手術後のやせた姿とは違い、顔・腹・脚などが太っている。髪の毛はかなり少なくなっているが、細くなっていた腹部が脳卒中前のようにまた出て、上着が小さく見えるほどだった。
国内専門家らは金委員長の健康がある程度好転したと見ている。国立がんセンターのミョン・スングォン博士(家庭医学科)は「また太ったのを見ると、健康状態がある程度回復したと推定される」と述べた。江南(カンナム)セブランス病院のアン・チョルウ教授(内分泌内科)は「糖尿病の初期には血糖が調節されず体重が落ち、薬で調節をすれば6カ月-1年後に体重が増える。おそらく金委員長もある程度良くなっている状態ではないかと思う」と述べた。建国(コングク)大病院のハン・ソルヒ教授(神経科)は「腹が出たのは食欲が回復したと解釈することもできる」と診断した。
金委員長はブレヤ発電所訪問を終えた後、特別列車のタラップの傾斜を上る時、随行員の支援を受けず、柱をつかむこともなかった。これに先立ちブレヤ駅に到着した時、女性がロシア式の歓待の意味で塩とパンが入った盆を出すと、左手で盆を受けて右手でパンを持った。左手が不自由だった以前の姿とはかなり違う。
ソウル牙山(アサン)病院のクォン・スンオク教授(神経科)は「脳卒中によるまひはほぼ回復したようだ」と述べた。ただ、金委員長が歩く時、左腕を右腕ほど振らない点から、完全には回復していないという指摘が出ている。
しかし金委員長は髪の毛が減り、皮膚も良くないため、今後が問題という予想も多かった。江南セブランス病院のアン教授は「血糖調節がうまくいき、体が少し良くなったからといって管理を怠れば、心臓疾患や脳卒中などの合併症が出てくるが、そのような場合はさらに危険な状態になる可能性がある」と指摘した。
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