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水泳教室で6歳児が溺死…講師は捜査中に軍入隊=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
釜山(プサン)のスイミングスクールで小学1年の女児が溺死するという事故が発生した後、担当の講師が志願入隊をしたことで、「逃避性の軍入隊」という非難が起きている。また、死亡した女児の母がこの事故についてポータルサイトの掲示板に書き込み、ネットユーザーの間では「水泳講師を処罰すべきだ」という声が高まっている。19日までにこの母の書き込みに共感するとして署名したネットユーザーは5000人を超えている。

釜山海雲台(ヘウンデ)警察署によると、この女児は先月25日、同じテコンドー道場に通う小学生6人と一緒に水泳講師(19)が指導する水泳プログラムに参加していた。小学生らは成人用プールの底に厚さ40センチのマットが敷かれたところを使用し、救命チョッキは着用していなかった。水泳講習が終わる頃、小学生らが「友達1人が見えない」と話したが、この講師は特に気にしていなかったという。

この女児は講習が終わった後、プールの中で意識を失ったまま発見され、病院に運ばれた。しかし女児の状態は好転せず、今月10日に脳死判定を受け、17日午前2時30分に死亡した。警察は、この女児がプールの中のマットがないところに落ちたと見ている。


一方、この水泳講師は警察の捜査が進行中の先月29日、志願入隊を申請し、2日に入隊した。釜山兵務庁の関係者は「身体検査を通過して入営日が決まっていない待機者は、入営日を本人が選択する制度を利用してインターネットで入営申請をすれば、場合によっては翌日に入営できることもある」と説明した。この講師は警察で参考人調査を受け、「安全に注意していなかった」と話したという。

女児の母はインターネット掲示板で「水泳を初めてする子に成人プールで鬼ごっこをさせた」とし「こういう事故が起きたにもかかわらず、スイミングスクール代表の息子の水泳講師は軍に入隊し、プールは今も営業している」と悔しさを訴えた。

今回の事件を捜査している警察の関係者は「スイミングスクールの代表は過失致死容疑で処罰し、入隊した水泳講師については事件を憲兵隊に回す予定」と述べた。



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