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三星に変化を求める、このままだと意味がない

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

アセットプラス資産運用の姜芳千(カン・バンチョン)会長。

「世の中が変わっているのに、三星(サムスン)は先日まで昔の話(ハードウェア執着)ばかりしていたのが問題だった」。

アセットプラス資産運用の姜芳千(カン・バンチョン)会長の言葉だ。 姜会長は現場で企業の未来価値を確認しながらファンドを運用することで有名だ。 中国・上海にあるマートの陳列台に辛ラーメンが積まれているのを見て投資を決めるというスタイルだ。

その姜会長が「このままいくと三星の競争力には意味はない」と断言した。 従来の産業が完全に新しい構図に変わっているため、過去の三星電子の牙城は意味がないという主張だ。


「かつては陶器を作る時、骨灰が何グラム入るかに注目していた。 しかし今は骨灰よりも陶器のデザインに関心を持っている。 こういう時代に三星は骨灰が何グラム、すなわちスマートフォンでいえばカメラの画素数の話ばかりしていた」。

姜会長は従来の枠から抜け出すためには3段階の過程が必要だと述べた。 新時代の定義、事業デザイン、会社構造の変化だ。 姜会長は「これを土台にソフトウェアの価値を引き出し、世界の人材を引き込んでネットワークをつくる形で事業をデザインする必要がある」と述べた。 アップルのAppストアのように第3者が一緒に製品を完成していくネットワークに注目しなければならないと強調した。 事業部門を再編するため、姜会長は「大きな組織を分けて、新しいトピックに合わせて率いるべきだ」と付け加えた。

新しい事業に関しては「電気自動車に注目すべきだ」と助言した。 電子業種に強い韓国には強い‘電気自動車DNA’があるだけに、世界がこの市場を獲得する前に三星が積極的に取り組むよう注文した。



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