申永澈（シン・ヨンチョル）ＳＫワイバーンズ社長が１８日、仁川（インチョン）文鶴（ムンハク）球場の記者室を姿を現し、記者会見を行った。 申社長は金星根（キム・ソングン）監督を電撃更迭したことについて「これ以上の支障を防ぐために止むを得ない選択だった」と述べた。

－－金星根監督更迭の背景を説明してほしい。

「組織の安定化が最優先だった。 この（辞意表明後に残りのシーズンを率いる）状況が長引いてはいけないと考えた」


－－更迭以外の選択はなかったのか。

「避けられない選択だった。 私は何度も引き止めたが効果はなく、 昨日（１７日）辞意を表明した。 球団としては止むを得ない選択だった」

－－シーズン中の監督更迭という影響もあるはずだが。

「この状態で残りの３カ月間（ポストシーズンまで）を行くのは無理だと判断した。 後任監督の話もずっと出てくるわけで…」

－－監督更迭でコーチングスタッフにも影響があったようだ。

「日本人コーチをはじめとする数人（田代富雄、福原峰夫、小林晋哉、李洪範、朴相悦コーチ）が辞意を伝えてきた。 球団としてはコーチングスタッフの移動を最小限に抑えなければならず、欠員が出る場合は速やかに補充する。 私たちは順位争いをしている。 ２位（起亜）はもちろん、１位（三星）にも追いつけないほどではないと思っている」

－－監督との葛藤を解消するためにどんな努力をしたのか。

「葛藤というよりも、再契約に関する問題があったのは事実だ。 ６月以降、何度か話をした。 しかし球団が考える部分（２軍運営の変化など）もあるのでゆっくり話そうと言った。 急ぐこともないと考えていたが、そういう問題が意外にも大きくなった」

－－更迭当時の状況は。

（ユ・ソンギュ広報チーム長）「ミン・ギョンサム団長が自分が締めくくりたいと言って午後１時ごろ、球場で監督に会って話をした。 金星根監督が１時３０分、選手団のミーティングで選手に最後の言葉を伝えて荷物を整理した」