プロ野球球団ＳＫワイバーンズのファンにとって‘野神（ヤシン＝野球の神）’の解雇はショックだった。

金星根（キム・ソングン）ＳＫ監督の辞任発言があった１７日の三星（サムスン）戦では８回、観客がグラウンドに乱入する騒ぎが起きた。ＳＫのユニフォームを着たこのファンは服を脱ぎ捨て、「金星根監督、やめてはいけない」と泣きながら叫んだ。

一部のファンはこの日、試合が終わった後にも球場を離れられず、「金星根、再契約」「やめるな」と書いたカードを持って抗議を続けた。


ある女性ファンは「いよいよ来るときか来たという感じ」と語った。ＳＫファンにとって金監督は「神」のような存在だ。この女性ファンは「（金監督は）野球不毛地だった仁川（インチョン）にＳＫというチームを完成させた人。歴史的な名将だった。球団側との対立で金監督を失うのを非常に残念」とため息をついた。

続いて「その間、オンラインコミュニティー会員が自発的にプラカードなどをつくって金監督の再契約を求めるデモを行ってきた」とし「球団側が６月以降、アウエーでも道具を撤去していくなど、さまざまな面でファンの活動を止めてきた」と伝えた。

このほか、多数のＳＫファンオンラインコミュニティーでは「金星根監督をアウトさせた球団は退陣しろ」「金星根、戻ってこい」などというコメントが次々と書き込まれている。