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韓国軍、問題だらけ…北挑発に新型レーダー作動せず(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

アーサー(Arthur)とHALO=アーサー(Artillery Hunting Radar)はスウェーデンのサーブ(SAAB)社が開発した対砲兵探知レーダーで、飛んでくる砲弾の角度を逆追跡して原点を把握する装備。1台当たり価格140億ウォン(約10億円)。

10日に北朝鮮が西海(ソヘ、黄海)延坪島(ヨンピョンド)付近の北方限界線(NLL)に海岸砲射撃をした当時、韓国軍の新型対砲兵探知レーダーのアーサー(Arthur)が作動しなかったことが確認された。

国防部は18日に国会に出した資料で、「アーサーと音響標的探知装備のHALOを立体的に分析して北朝鮮の挑発原点を確認するが、当時アーサーがきちんと作動しなかった」とし「このため北朝鮮の射撃原点を確保するのに失敗した」と明らかにした。未作動の原因については言及しなかった。

軍当局は、昨年11月の延坪島砲撃当時、作動に問題があった旧型対砲兵レーダー(AN/TPQ-37)の代わりに新型アーサーとHALOを配置し、K-9自走砲をはじめとする攻撃装備を大幅に補強した。これを受け、北朝鮮が延坪島砲撃のような攻撃をしてきた場合、軍首脳部が強調してきた挑発の原点に対する打撃が難しかったのではないかという指摘が出ている。


北朝鮮は10日の午後1時と7時46分の2度、計5発の海岸砲を射撃した。軍は「10日午後1時、延坪部隊の哨兵が3発の爆音を聞き、直ちにHALOで探知に動いた」とし「11分後、3発のうち1発が北方限界線(NLL)の南0.6キロの海上に落ちたと分析した」と明らかにした。





韓国軍、問題だらけ…北挑発に新型レーダー作動せず(2)

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