三星電子の李健熙(イ・ゴンヒ)会長。
三星電子のある幹部は、「グーグルがモトローラを買収したのはソフトウェアであれハードウェアであれ、一輪だけでは競争するのが厳しい時代になったことを示すもの。三星電子もハードウェアとソフトウェアの競争力を兼ね備えた融合企業にならなければならないというのが李会長の考えだ」と説明した。三星電子はM&Aの検討対象をスマートフォン用基本ソフト(OS)技術を持つ企業に限定しない方針だ。三星電子関係者は「すぐにスマートフォン用OSが必要なのではなく、基盤技術と人材を確保し中長期的にソフトウェアの側面から競争力を高めるのがM&Aの目的」と話した。
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