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「韓国株式市場は低評価…株を売るな」英FT紙

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
英経済日刊紙フィナンシャルタイムズ(FT)は16日、世界金融危機の影響で急落した韓国株式市場について「より高い評価を受けるに値する」と伝えた。

同紙は「韓国株式市場:より高い評価を受けるべき」と題したコラムで、「韓国株式市場は低評価されているため、株を売るべきでない」と外国人ファンドマネジャーに勧めた。韓国経済に批判的だったFTが韓国株式市場を高く評価したのは異例だ。

同紙は「現在のファンドマネージャー世代は、韓国経済が世界経済成長と密接に関係しているという考えを抱いてきたため、世界経済が不安定になれば韓国の株式市場がより大きな影響を受ける」とし「しかし韓国経済は過去とは質的に違う」と指摘した。


韓国の国内総生産(GDP)に対する純債務比率は昨年44%で、97-98年のアジア通貨危機当時に比べるとかなり低い。また3年前に最悪の金融市場不安を経験した後、債務総額のうち短期債務比率は52%から38%に低下した。

同紙は「8月に韓国信用市場が比較的平穏を維持しているのは、08年のリーマンショック後に経験したクレジットクランチに対する懸念が強くないことを傍証している」と分析した。また「韓国の実績基準の株価収益比率(PER)は8倍で、アイルランドやポルトガルなど経済危機に直面している欧州国家より低い」とし「韓国株式を売却すべきだという誘惑にかられている外国人ファンドマネージャーは売るべきでない」と促した。

同紙は「韓国は輸出がGDP全体の半分近くを占めるため、世界経済に露出しているのは事実。しかし輸出市場が多角化し、企業の営業利益にも大きな変動性は見られない」と評価した。



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