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韓国政府、日本からガソリン輸入を検討

ⓒ 中央日報日本語版
韓国政府が油類価格を下げるため、石油製品の輸入障壁を低める案を検討し始めた。 知識経済部と環境部は最近、日本からガソリンなど石油製品を輸入できるよう石油製品性能基準と環境基準を調整する案を検討している。

政府がこのように基準調整の検討に入ったのは、石油製品の輸入にともなう物流コストを抑えて価格を低めるためだ。中東でなく中国・日本・台湾など近隣地域から石油製品を輸入すれば、物流コストが減り、国内販売価格が低くなるが、これらの国と韓国の石油製品性能基準と環境基準が異なるため輸入が不可能な状況だ。

日本のガソリンの場合、硫黄含有量基準は韓国の基準と同じだが、酸素とオレフィンの含有量基準は異なり、輸入できない。環境基準調整を通してガソリン輸入価格を下げることは、知識経済部が検討中の「代案ガソリンスタンド」の導入のためにも必要な措置だ。


環境部の関係者は「中国は基準があまりにも緩いため、中国に合わせて基準を調整するのは難しい」とし「日本や台湾が検討対象であり、まず日本に合わせて環境基準を調整する案について検討作業に入っている」と述べた。

知識経済部の関係者は「今月中に影響評価を終え、肯定的な結果が出れば、今年中に日本製品の輸入が可能になるようにできるはず」と述べた。



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