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日本「つくる会」の教科書が間違いだらけ?

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
日本の極右団体が作り政府の検定を通過した教科書で、誤った写真説明を掲載した事実が確認された。「新しい歴史教科書をつくる会」が作った自由社版中学校教科書は、長崎に投下された原子爆弾の写真を広島に落ちたものと説明する誤りを犯した。新しい歴史教科書をつくる会は1990年代末から日本の教科書から日本軍従軍慰安婦関連の記述をなくし歴史をわい曲するのに先頭に立ってきた団体だ。

今回の誤記は今春文部科学省の検定を通過した2012年度版「新しい歴史教科書」で発見された。2011年度版までは「爆発した原子爆弾」という説明だけ付けていたが、2012年度版では「広島に投下された原子爆弾」というでたらめな説明をつけ問題が起きた。広島には1945年8月6日、長崎には9日に原爆がそれぞれ投下された。自由社は近く文部科学省に訂正申請をする計画だ。

新しい歴史教科書をつくる会は当初、扶桑社と手を組んでわい曲教科書を製作し、2001年に初めて文部科学省の検定を通過した。しかし2007年に内部分裂により扶桑社と決別、自由社と協力している。新しい歴史教科書をつくる会は教科書製作でわい曲と誤りだけでなく流用も行っていたことが次から次へと明らかになっている。


新しい歴史教科書をつくる会は歴史教科書巻末の年表で、競争出版社の東京書籍の2002年度版教科書巻末の年表をそのまま流用していた事実が先月発覚した。年表の一部ではなく全体をほぼまるごと流用していた。新しい歴史教科書をつくる会は市中に流通した自社の教科書をすべて回収し、来年春までに内容を再修正するという立場を明らかにしている。



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