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KOSPI指数が過去最大幅の急落…“ソウルショック”(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
8日午後1時30分。KOSPI指数(韓国総合株価指数)が143.75ポイント下落した。過去最大の下げ幅だった。外資系資産運用会社のファンドマネージャーは携帯電話の電源を消した。彼は「朝から世界の系列会社のファンドマネージャーが『韓国市場はいったいどうなっているのか』と尋ねた。世界が“ソウルショック”に注目していた。しかしこれ以上話すことはなかった」とした。

“ソウルショック”は雷が落ちるようにやってきた。出だしは大丈夫だった。KOSPIは27ポイント(1.4%)の続落でスタートした。時間が少し流れるとすぐに下げ幅は縮小していった。ファンドマネージャーは安心した。茶を一杯飲んだ。余裕もできた。だが、その余裕が“青天の霹靂”に変わるには2時間もかからなかった。時間が流れるほど下げ幅が大きくなった。個人投資家は株式を売り始めた。韓国取引所は午後1時23分にサイドカーを発動した。先物価格が5%以上急落した場合にプログラム売買を停止する装置だ。サイドカーが発動されるのは2009年1月15日以来となる。ファンドマネージャーは、「どのように対応するか何の考えも思い浮かばなかった。時が過ぎるほど恐怖が市場を支配した」と話した。投資家の恐怖感は“恐怖指数”にそのまま反映された。韓国版“恐怖指数”のKOSPI200変動性指数は取引場で45.00まで急騰した。2年5カ月来の高水準だった。

スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)による米国債格付け引き下げの余震は8日も続いた。S&Pが米国住宅抵当公社のフレディマックとファニーメイの格付けを「AAA」から「AA+」に下げると、1.69%の下落でスタートした米ダウ指数は取り引き時間中に一時3.3%の急落となった。また、連邦住宅銀行(FHLB)12行のうち10行に対しても同様に格付けを一段階引き下げた。

KOSPI指数が過去最大幅の急落…“ソウルショック”(2)

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