◆首都圏は8日午前に大雨と風=気象庁は7日「台風9号は中心最大風速34メートルと強い勢力を維持したまま7日午後に済州道西側海上を北上している」と明らかにした。気象庁は、「8日午前9時にはペクリョン島西南西約170キロメートル付近海上まで、8日午後9時ごろには北朝鮮の新義州(シンウィジュ)西北西約120キロメートル付近まで進む」と予報した。台風は8日昼まで強い中型の勢力を維持するものと気象庁は予想した。気象庁のキム・スンボム通報官は、「首都圏地域は8日午前6~7時ごろに台風の右側、すなわち“危険半径”に入り、風が強く吹き雨も多く降る」と話した。気象庁は8日に首都圏地域に30~80ミリの雨が降ると予報した。京畿(キョンギ)西海岸と京畿北部地方には100ミリを超える雨が降るところもあると予想した。北上する台風の直接的・間接的な影響により7日午後10時までに済州漢拏山(ハルラサン)では599.5ミリの豪雨が降った。済州市では299ミリ、西帰浦市(ソグィポシ)には120.5ミリの雨が降った。全羅南道(チョンラナムド)紅島(ホンド)では瞬間最大風速が46.4メートルを記録した。
◆済州・全羅南道・釜山(プサン)など被害相次ぐ=台風9号の影響で波が高くなり、7日には釜山市機張郡(キジャングン)で釣り人1人が波に飲まれて死亡した。釜山市の防波堤でも1人が行方不明となっている。
◆済州・全羅南道・釜山(プサン)など被害相次ぐ=台風9号の影響で波が高くなり、7日には釜山市機張郡(キジャングン)で釣り人1人が波に飲まれて死亡した。釜山市の防波堤でも1人が行方不明となっている。
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