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在米離散家族、朝米間で手紙交換の試験的実施・・・再会実現に可能性

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮と米国が5月、在米同胞の離散家族10世帯の手紙を試験的に交換することで合意していたことが分かった。最近、朝米が在米同胞離散家族の再会に原則的に合意したのに続き、双方の具体的な動きが明らかになり、離散家族の再会が実現する可能性が高まっている。

大韓赤十字社の関係者は7日、「米国赤十字社の関係者と国連駐在の北朝鮮外務省関係者が‘レッドクロスメッセージ(Red-cross Message)’方式で離散家族間の手紙をやり取りする試験事業を行うことで5月に合意した」と伝えた。

レッドクロスメッセージとは、一方の赤十字社が離散家族の個人情報とメッセージが入った手紙を伝えれば、相手の赤十字社が家族を訪れ、返事を受けて送り返す方式だ。


この関係者は「当時の朝米協議で、離散家族の手紙交換の後、事業の結果を見守りながら直接対面について議論することにした」と説明した。

この関係者は、先月末の金桂寛(キム・ケグァン)第1外務次官の訪米で実現した朝米対話で関連の議論があったかどうかについて、「今回の懸案に北外務省が関連しているため、議論があった可能性がある」とし「実際、対面に向けた一連の流れが続いている状況」と説明した。

自由アジア放送(RFA)によると、米赤十字社は4月初め、在米同胞離散家族再会のために北朝鮮に連絡を取り、その後、追加で協議が行われてきた。大韓赤十字社も国際会議などで双方の赤十字社関係者に会い、在米同胞離散家族再会に向けて仲裁の役割をした。

米国は08年、「米国内の韓国人離散家族再会支援法」を発効させるなど、人権問題レベルで約10万人にのぼる在米同胞離散家族の再会行事に積極的に取り組んでいる。



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