最後の１０分間を防げなかった。負けたが、まだ希望はある。

サッカー韓国Ｕ－２０（２０歳以下）代表は３日（以下、日本時間）、コロンビア・ボゴタで行われた２０１１Ｕ－２０ワールドカップ（Ｗ杯）組別リーグ第２戦でフランスと対戦、終了前の１０分間に２失点し、１－３で敗れた。韓国はフランスと同じ１勝１敗だが、ゴール得失点で上回り組２位を維持した。

韓国は全般的にフランスの激しい攻勢に苦しんだ。ボールキープ率で６１対３９と劣勢になり、前半２７分にはスヌー（アーセナル）に先制ゴールを許した。前半３４分にもフランス選手のミドルシュートがクロスバーに当たるという危機があった。


韓国は後半に入るとすぐに反撃に出た。後半６分にユン・イルロクがミドルシュートを放ち、後半１０分にはキム・ヨンウクが、さらにその１分後にはチョン・スンヨンがシュートをしたが、わずかに外れた。後半１４分、フランスの反則で得たＦＫをキム・ヨンウクがゴール左に決め、１－１の同点に追いついた。

しかし後半の終盤は運がなかった。後半３６分にフランス選手がドリブルからシュートを放つと、ボールはキム・ジンスの頭に当たってゴールに入った。距離が近かったため避けられず、オウンゴールに近い失点だった。韓国は試合終了直前、交代で投入されたラガジェトにボレーシュートを決められ、３点目を許した。