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<水泳>朴泰桓、アジア初2冠の北島康介を超えるか

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

朴泰桓。

朴泰桓(パク・テファン、22、檀国大)が2011世界水泳選手権で、メーン種目の自由形400メートルで金メダルを獲得したのに続き、200メートルでも決勝に進出した。 日本の水泳の英雄・北島康介(29)がアジア選手では初めて達成した世界選手権2冠も射程距離に入った。

現在最高のアジア水泳スターは朴泰桓だが、数年前まで主人公は北島だった。 北島は03年バルセロナ世界選手権で平泳ぎ100メートルと200メートルを制して世界水泳界に衝撃を与えた。 平泳ぎ100メートルと200メートルは大きな差があり、両種目で優勝するのは難しいからだ。

朴泰桓も07年メルボルン世界選手権で、400メートルでは金メダルを獲得したが、200メートルでは3位にとどまり、2冠を逃した。 08年北京オリンピック(五輪)でも400メートルは優勝したが、200メートルは銀メダルに終わり、2冠はならなかった。


しかし今大会の朴泰桓のペースを見ると十分に可能性が見える。 全身水着使用が禁止された2010年以降の記録では、決勝に進出した8選手のうち朴泰桓が最も良い記録を保有しているからだ。 400メートルで見せた優れたレース運びと爆発的なスピードも2冠への展望を明るくしている。 北島が平泳ぎ100メートルで4位に終わった中、朴泰桓が3つ目の世界選手権金メダルを獲得した場合、金メダル数で2人は肩を並べる。

両選手にはいくつか共通点がある。 北島はアジア選手では初めて五輪と世界選手権の2冠になり、「東洋人は水泳が弱い」という先入観を打ち破った。 朴泰桓は体格条件が重要な自由形で世界トップになり、センセーションを起こした。 北島は08年五輪当時、「朴泰桓の金メダルが刺激になった」と語った。 2人は09年に日本テレビの放送で対談している。

大きなスランプを乗り越えた点も似ている。 北島は04年アテネ五輪後に不振に陥ったが、08年北京五輪でまた2冠になって華麗に復活した。 朴泰桓も09年ローマ世界選手権後、下降線をたどったが、今大会でまた立ち上がった。



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