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生タコを食べて死亡した20代女性、恋人は保険金受け取り潜伏…その真実は

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版
20代女性が恋人とタコを食べている途中に窒息死した「タコ窒息死事件」が再捜査に入った。

仁川(インチョン)南部警察署は25日、昨年4月に生タコを食べて死亡したBさん(23歳、女性)とモーテルに一緒にいた恋人のAさん(30歳)を殺人容疑で送致したと明らかにした。

Aさんは昨年4月19日、仁川南区のある飲食店でタコ4匹のうち2匹を調理せずに購入し、Bさんはこれを食べて気道を詰まらせ呼吸できずに倒れた。当時Aさんはモーテルのカウンターに届け出て、従業員は部屋に駆けつけてBさんや焼酒瓶、タコを目撃している。Bさんは病院に移送されたが16日後に死亡した。当時この事件は単純な事故死として処理され、Bさんは火葬された。


しかし、昨年9月に遺族が次のような疑いがあるとして警察に再捜査を依頼した。まずBさんは死亡するおよそ1カ月前に生命保険に加入し、保険金の受取人がAさんに変更されている点、そしてAさんは保険金2億ウォン(約1500万円)を受け取ったまま姿を隠している点だ。

警察はAさんを何度も召還して捜査をしたが、当事者は犯行を強く否認していた。Aさんは「Bさんがタコを食べている途中にのどに詰まらせ呼吸が止まった。のどに詰まったタコの一部を私が手で取り出そうとさえした」と主張した。

しかし警察では疑わしい点は他にもあるという立場だ。仁川南部警察署のキム・ハッボン刑事は、「AさんがBさんのほかに3人の女性と同時に付き合いながら、結婚する間柄だとだましていた点や、うそ発見器を最後まで拒否していた点など、多方面に疑わしいところがある」と話した。

仁川地方検察庁はAさんの犯行動機が十分なだけに、これを立証する証拠確保と事件把握に力を注ぐと明らかにした。





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