韓国人事専門家が２年前に出した面接書が台湾に登場し、話題になっている。 三星（サムスン）グループで約３０年間にわたり人事を担当したイ・グンミョン元三星光通信代表（現顧問）が０９年に書いた『面接のキーポイント５５』を、台湾財経伝訊出版社が最近『学校で教えない５００大企業面接要領』（写真）という名前で出した。

イ元代表は世界３大人名辞典２０１１年版に人事専門家として登載されるほど人事専門家としてのノウハウが認められている人物。 『面接のキーポイント５５』は中央日報就職コンサルティング諮問委員（０９－現在）として活動しながら書いた本だ。

当時、イ元代表は「就職準備生が面接で自分をきちんと広報できずに落ちるケースが意外に多い」とし、中央日報の就職・創業面に掲載された人を支援するノウハウを集めて本にした。


イ元代表は「台湾も３年前に総統が青年失業との戦争を宣布するほど若者の失業が深刻だ。採用方式や経営風土が韓国と違うはずの台湾で翻訳本を出すというのに驚いた」と話した。

台湾版の推薦書を書いた人材バンクの関係者は「このように豊富な面接方法を提示することはできない。 面接者の必読書だ」と語った。