北朝鮮の核交渉を総括する金桂寛(キム・ゲグァン)外務省第1次官が今週末にニューヨークを訪問する。東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)出席のためインドネシア・バリを訪問したクリントン米国務長官は24日、ワシントンに出発する直前に声明を出し、「22日の南北非核化会談直後に金桂寛次官を今週末にニューヨークに招請した」と明らかにした。
クリントン長官は、「金次官は今回の訪米で6カ国協議再開に向けた探索的対話(exploratory talks)に出るもので、6カ国協議再開に向けた手順を議論するため関係部署の当局者らに会う計画だ」と付け加えた。クリントン長官は、「金次官は非核化に向けた具体的な措置を議論することになるだろう。われわれは北朝鮮が6カ国協議のテーブルに帰ってくることだけで補償するつもりはない」と強調した。
クリントン長官は、「われわれは退屈な交渉を追求することに興味はない。北朝鮮がすでに合意したことに対し新しく与えるものはない」と明らかにした。
22日にARFを契機に行われた南北非核化会談が終わるやいなや米朝対話が始まる流れだ。米朝対話は2009年12月のボズワース米国務省対北朝鮮政策特別代表の北朝鮮訪問後1年7カ月ぶりだ。韓日米中ロは北朝鮮の非核化プロセスと関連し南北非核化会談→米朝対話→6カ国協議の3段階の枠組みを維持している。
政府当局者は、「北朝鮮は金次官の訪米を計算に入れ南北非核化会談に応じたのだろう」と話した。金次官は訪米期間中にボズワース米特別代表と会うものとみられる。金次官の訪米は李明博(イ・ミョンバク)政権発足前の2007年3月以来4年4カ月ぶりだ。政府はバリでの米国との協議を通じ、「金次官訪米時に公式レベルの人物らに会えるなら会っても良い」という立場を伝えた。
米国務長官が北核交渉キーパーソンの金桂寛次官を招請(2)
クリントン長官は、「金次官は今回の訪米で6カ国協議再開に向けた探索的対話(exploratory talks)に出るもので、6カ国協議再開に向けた手順を議論するため関係部署の当局者らに会う計画だ」と付け加えた。クリントン長官は、「金次官は非核化に向けた具体的な措置を議論することになるだろう。われわれは北朝鮮が6カ国協議のテーブルに帰ってくることだけで補償するつもりはない」と強調した。
クリントン長官は、「われわれは退屈な交渉を追求することに興味はない。北朝鮮がすでに合意したことに対し新しく与えるものはない」と明らかにした。
22日にARFを契機に行われた南北非核化会談が終わるやいなや米朝対話が始まる流れだ。米朝対話は2009年12月のボズワース米国務省対北朝鮮政策特別代表の北朝鮮訪問後1年7カ月ぶりだ。韓日米中ロは北朝鮮の非核化プロセスと関連し南北非核化会談→米朝対話→6カ国協議の3段階の枠組みを維持している。
政府当局者は、「北朝鮮は金次官の訪米を計算に入れ南北非核化会談に応じたのだろう」と話した。金次官は訪米期間中にボズワース米特別代表と会うものとみられる。金次官の訪米は李明博(イ・ミョンバク)政権発足前の2007年3月以来4年4カ月ぶりだ。政府はバリでの米国との協議を通じ、「金次官訪米時に公式レベルの人物らに会えるなら会っても良い」という立場を伝えた。
米国務長官が北核交渉キーパーソンの金桂寛次官を招請(2)
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