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世界水泳選手権男子400m自由形で朴泰桓が優勝

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

24日、中国で開かれた2011世界水泳選手権大会男子自由型400メートルで優勝した朴泰桓。

1番レーンの不利さを乗り越え獲得した貴重な1位だった。朴泰桓(パク・テファン、22・檀国大)が2009年ローマ世界選手権の悪夢をぬぐい去り4年ぶりに世界水泳選手権自由形400メートルで金メダルを獲得した。

朴泰桓は24日、中国・上海オリエンタルスポーツセンターで開かれた2011世界水泳選手権大会男子自由形400メートル決勝で、3分42秒04のタイムで優勝した。パウル・ビーダーマン(25・ドイツ)が保有する世界記録の3分40秒07には2秒ほど遅れをとったが、昨年の広州アジア大会で金メダルを取った際に立てた個人最高記録の3分41秒53とは0.51秒差だった。強力なライバルの孫楊(20・中国)を1.2秒差で交わした。

予選7位で不利な1番レーンを割り当てられた朴泰桓はスタートに勝負をかけた。スタート反応速度は0.67秒で、決勝に進出した8人の中で最も良かった。端側の1番レーンはライバルがかき分けた水の流れが壁に当たって出る波の抵抗が激しい位置だ。その上予選上位の選手が布陣した3・4・5番レーンから遠くライバルのレースを確認しにくい。こうした状況に朴泰桓はライバルを意識しないよう早目に前に出た。


スタートで前に出た朴泰桓は200メートルまで安定した後、後半で速度を上げる戦略を選んだ。朴泰桓はスタート後潜泳でライバルより一歩先に出た。ライバルも序盤から飛び出し薄氷の接戦が展開された。朴泰桓は序盤50メートルで25秒72を記録した後、区間別記録が少しずつ遅くなり、150~200メートルの区間記録は28秒78まで下がった。200メートルを回る時は1位の座を明け渡し、250メートルからは4位まで下がった。しかし朴泰桓はその後区間記録を短縮しながらライバルとの差を広げていった。

自由形400メートル金メダルで自信を得た朴泰桓は25日の自由形200メートル予選と準決勝に臨む。自由形200メートル決勝は26日午後7時から行われる。



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