「私が掲げた最初の条件は、YGの音楽を日本化させないということだった」。
21日に東京で開かれたYGエンターテインメントとエイベックスエンターテインメントの合作レーベル「YGEX」の設立発表会を終えたYGのヤン・ヒョンソク代表の表情には自信があふれていた。「何よりもYG最大の武器はわれわれだけのクオリティーある音楽性だ」と話した彼は、「日本に現れるYGの音楽はK-POPでもJ-POPでもないYGEXだけのポップになるだろう。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)という新しい世界を通じて世界のどこでもわれわれのコンテンツの優秀性を示せる土壌が用意されただけに米国市場に対する目標も理想ではなく現実だ」としてK-POPのビジョンを示した。
――エイベックスの松浦勝人会長が異例にも記者会見に姿を表わした。日本のメディアにもあまり姿を見せない大衆音楽界の実力者として知られているが、特別な親交はあるのか。
「互いの音楽に対する関心から会い親交を結ぶことになった。会ってみると2人には多くの共通点があった。釣りが好きで、事業的な部分でもそうだった。いままでYGの日本進出にはエイベックスが最も適していると考えていたが、パートナーになって非常にうれしい」
――SE7ENやBIGBANGなどはすでに日本で数枚のシングルを出し活動をしてきた。YGEXを通じてレコードを出すということはどれだけ重大な意味を持つことなのか。
「SE7ENとBIGBANGがレコードを出したが、事実積極的にプロモーションすることはなかった。他の歌手のように長ければ1年の半分以上を日本に滞在して活動をしなければならなかったが、せいぜい1週間程度で日本プロモーションをするのがすべてだった。そのように活動が消極的だった理由は、自分たちの音楽色を捨てて日本のレコード会社が望む通りの音楽をしなければならないという負担感のためだった。エイベックスと会った時に私が提示した最初の条件が『YGの音楽を日本化させる努力をしない。これまでYGがやった音楽や、これからやる音楽を日本でもやる』ということだった。エイベックスはそれをすんなり受け入れた。他のどんな事業的条件よりも音楽的所信を守ることができるということが最も大きな意味とみている」。
――このところK-POPが世界的な人気を呼んでいる。業界従事者として感慨はどうか。
「よく知っての通り5年前までレコード市場はとても厳しかった。違法な音源が乱舞し企画会社の生存が脅かされた。いまは本当に業界関係者として幸せだ。未開拓地と考えていた南米や北米、欧州からもSNSを通じてわれわれの音楽を探して聴く。新しい市場が開かれたのではないのか。全く文化的に共通点がない国々でわれわれの音楽を共に聴いて喜ぶとはどれほど不思議なことか。私がソテジワアイドゥルをやっていた当時からは想像もできないことだ」
――K-POPの持続の可能性については。
「事実欧州などの韓流は熱く燃え上がった状況でない。ただマッチを1本擦った程度だ。だがYGをはじめとして韓国の多くの歌手が持続的に挑戦すればコンテンツの優秀性を明確に示せるはずだ。私は韓国人が気質的に優れていると考える。アジアでも音楽を最もうまくやり容貌も優れている。最もダイナミックにダンスをやり、踊りながら歌もしっかり歌える声帯構造も持って生まれた。素材が良いということだ。その良い素材をうまく加工して高価なコンテンツにするのがわれわれのような人ではないか。事実音楽をする人なら最大目標市場は米国だ。SE7ENが米国に滞在しながら市場参入を進めたが容易ではなかった。だがいまは必ずしも現地で攻略しなくてもインターネットを通じて広報できる。韓国で優秀なコンテンツを磨き上げてわれわれの市場を作れば良い。米国にはアジア系市場が多い。各国の人々が韓国の歌を聴けば自然に米国内にもわれわれの市場ができるだろう」
――ずっとYGだけの音楽アイデンティティという話が出ている。YGの音楽を定義するならば。
「YGがこの15年間に発表した音楽はヒップホップとR&Bを基本に多様なクロスオーバーを試みた。エレクトロニックやハウスをやってもその中からヒップホップの感性は抜けなかった。他のものはわからないが世界のどこへ行ってもわれわれの音楽は大きな拒否感を与えないだろう。YGが米国や欧州の最新音楽に歩調をそろえていきつつあるためだ。そのためか海外のレコード関係者たちとも音楽的交流が容易だ。世界的な有名歌手でありプロデューサーのウィル・アイ・アムが自然にYGの音楽を聴いて関心を持った。それでSOLのレコードに参加することになった。また、有名DJでプロデューサーのディプロもGD&TOPの歌を聴いて惚れ込んだ。最近では韓国に来てGD&TOPと極秘裏にレコーディングもした」。
21日に東京で開かれたYGエンターテインメントとエイベックスエンターテインメントの合作レーベル「YGEX」の設立発表会を終えたYGのヤン・ヒョンソク代表の表情には自信があふれていた。「何よりもYG最大の武器はわれわれだけのクオリティーある音楽性だ」と話した彼は、「日本に現れるYGの音楽はK-POPでもJ-POPでもないYGEXだけのポップになるだろう。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)という新しい世界を通じて世界のどこでもわれわれのコンテンツの優秀性を示せる土壌が用意されただけに米国市場に対する目標も理想ではなく現実だ」としてK-POPのビジョンを示した。
――エイベックスの松浦勝人会長が異例にも記者会見に姿を表わした。日本のメディアにもあまり姿を見せない大衆音楽界の実力者として知られているが、特別な親交はあるのか。
「互いの音楽に対する関心から会い親交を結ぶことになった。会ってみると2人には多くの共通点があった。釣りが好きで、事業的な部分でもそうだった。いままでYGの日本進出にはエイベックスが最も適していると考えていたが、パートナーになって非常にうれしい」
――SE7ENやBIGBANGなどはすでに日本で数枚のシングルを出し活動をしてきた。YGEXを通じてレコードを出すということはどれだけ重大な意味を持つことなのか。
「SE7ENとBIGBANGがレコードを出したが、事実積極的にプロモーションすることはなかった。他の歌手のように長ければ1年の半分以上を日本に滞在して活動をしなければならなかったが、せいぜい1週間程度で日本プロモーションをするのがすべてだった。そのように活動が消極的だった理由は、自分たちの音楽色を捨てて日本のレコード会社が望む通りの音楽をしなければならないという負担感のためだった。エイベックスと会った時に私が提示した最初の条件が『YGの音楽を日本化させる努力をしない。これまでYGがやった音楽や、これからやる音楽を日本でもやる』ということだった。エイベックスはそれをすんなり受け入れた。他のどんな事業的条件よりも音楽的所信を守ることができるということが最も大きな意味とみている」。
――このところK-POPが世界的な人気を呼んでいる。業界従事者として感慨はどうか。
「よく知っての通り5年前までレコード市場はとても厳しかった。違法な音源が乱舞し企画会社の生存が脅かされた。いまは本当に業界関係者として幸せだ。未開拓地と考えていた南米や北米、欧州からもSNSを通じてわれわれの音楽を探して聴く。新しい市場が開かれたのではないのか。全く文化的に共通点がない国々でわれわれの音楽を共に聴いて喜ぶとはどれほど不思議なことか。私がソテジワアイドゥルをやっていた当時からは想像もできないことだ」
――K-POPの持続の可能性については。
「事実欧州などの韓流は熱く燃え上がった状況でない。ただマッチを1本擦った程度だ。だがYGをはじめとして韓国の多くの歌手が持続的に挑戦すればコンテンツの優秀性を明確に示せるはずだ。私は韓国人が気質的に優れていると考える。アジアでも音楽を最もうまくやり容貌も優れている。最もダイナミックにダンスをやり、踊りながら歌もしっかり歌える声帯構造も持って生まれた。素材が良いということだ。その良い素材をうまく加工して高価なコンテンツにするのがわれわれのような人ではないか。事実音楽をする人なら最大目標市場は米国だ。SE7ENが米国に滞在しながら市場参入を進めたが容易ではなかった。だがいまは必ずしも現地で攻略しなくてもインターネットを通じて広報できる。韓国で優秀なコンテンツを磨き上げてわれわれの市場を作れば良い。米国にはアジア系市場が多い。各国の人々が韓国の歌を聴けば自然に米国内にもわれわれの市場ができるだろう」
――ずっとYGだけの音楽アイデンティティという話が出ている。YGの音楽を定義するならば。
「YGがこの15年間に発表した音楽はヒップホップとR&Bを基本に多様なクロスオーバーを試みた。エレクトロニックやハウスをやってもその中からヒップホップの感性は抜けなかった。他のものはわからないが世界のどこへ行ってもわれわれの音楽は大きな拒否感を与えないだろう。YGが米国や欧州の最新音楽に歩調をそろえていきつつあるためだ。そのためか海外のレコード関係者たちとも音楽的交流が容易だ。世界的な有名歌手でありプロデューサーのウィル・アイ・アムが自然にYGの音楽を聴いて関心を持った。それでSOLのレコードに参加することになった。また、有名DJでプロデューサーのディプロもGD&TOPの歌を聴いて惚れ込んだ。最近では韓国に来てGD&TOPと極秘裏にレコーディングもした」。
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