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韓国国防部長官「韓米日同盟は考えていない」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

韓国国防部の金寛鎮(キム・グァジン)長官。

韓国国防部の金寛鎮(キム・グァジン)長官は20日、一部で韓米日同盟体系構築の主張が出ていることについて、「そのような同盟は現在考えていない」と話した。中央日報と現代(ヒョンデ)経済研究院が共同主催した東北アジア未来フォーラム月例セミナーに参加した席でのこと。金長官は、「韓半島が戦略的に非常に難しい環境にあるので賢く解決しなくてはならない」としてこのように明らかにした。金長官の発言は、先週北京で中国の陳炳徳人民解放軍総参謀長と梁光烈国防部長と会った後に出てきたものだ。

金長官は、「先週の中国の対米批判は、(韓国を同盟国の米国と)同じ側と見たためだと考える。彼らの話は南沙諸島をめぐる米中関係が核心」と話した。金長官は、「歴史的にAがBの覇権を話せば相互覇権を追求するということ。周辺4大国(日米中ロ)の中で韓国が優位に立てる方法が何か考えなければならない」と付け加えた。陳総参謀長は当時金長官の面前で「米国が覇権主義を追求している」と非難した。

4日に江華島(カンファド)で起きた海兵隊銃器乱射事件と関連したイ・サンフン海兵2師団長の問責に対しては、「2師団長が赴任して1カ月程度で、海兵隊少将の数は少ないので交替するのは無理がある」と明らかにした。金長官は国防改革について、「時代が変わるにつれ軍も変わらなければならない。軍が変わらないということはデジタルカメラの普及でフィルムカメラが消えたのにフィルム工場を運営するようなもの」と国防改革の必要性を強調した。

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