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ルイ・ヴィトンが報復? ロッテ免税店から撤収か

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ルイ・ヴィトンのバッグ。

仁川(インチョン)空港免税店の入店過程で膨らんだ不和の結果か、‘3秒バッグ(街中で3秒ごとに目に入るほどありふれたバッグ)’というイメージを嫌ってか。

仁川空港新羅(シンラ)免税店への入店で摩擦が生じたルイ・ヴィトンとロッテ免税店が、今度はロッテCOEX免税店内のルイ・ヴィトン売り場運営・維持をめぐって綱引きをしている。

ロッテCOEX免税店内のルイ・ヴィトン売り場は、AK免税店時代だった08年12月にオープンした後、しばらく免税店の中で最高の売上高を記録していた。 しかし昨年6月にロッテに買収された後、売上高が下降線を描いた。 空港鉄道第2段階区間の開通でCOEX空港ターミナルの利用者数が減ったのが主な原因に挙げられる。 現在は8カ所ある免税店内のルイ・ヴィトン売り場のうち売り上げは最下位圏という。


業界によると、ルイ・ヴィトン・コリアとロッテ免税店は先週金曜日に会合を開き、この売り場の運営全般について議論した。問題はルイ・ヴィトンがCOEX免税店から撤収する可能性があるという点だ。 実際、一時ルイ・ヴィトンはCOEX免税店売り場の撤収まで検討したと知られている。匿名を求めたルイ・ヴィトンの関係者は「(撤収を含めて)すべての可能性を開きながら、売り場の運営について協議を進めている」と話した。

ロッテは協議の事実を認めながらも、ルイ・ヴィトンが撤収カードを取り出すことはないと見ている。 ロッテ免税店の関係者は「COEX免税店内の売り場に関してルイ・ヴィトンと結んだ契約が今年末で終わり、再契約するかどうかを含め、あらゆることを議論中」とし「ルイ・ヴィトンが売り場から撤収することはないはず」と話した。

流通業界の一部では、ルイ・ヴィトンが撤収まで考慮することになった背景に、ルイ・ヴィトンの仁川空港新羅免税店入店過程で生じた両社間のあつれきを取り上げている。 当時ロッテはルイ・ヴィトンの新羅免税店入店を阻止するため、裁判所に契約禁止仮処分申請まで出した。

ルイ・ヴィトンが韓国で実績が低調な売り場を本格的に整理するという声も聞こえる。 来月のオープンを控えている現代(ヒョンデ)百貨店大邱(テグ)店にルイ・ヴィトンが入店する場合、ルイ・ヴィトンは韓国市場で22店舗を保有することになる。



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