日本・東京の折り紙文化院「おりがみはうす」で今月11日、神谷哲史さん(右)とイ・インソン君が会った。
日本・東京の折り紙文化院「おりがみはうす」で今月11日、2人はついに対面した。イ君が師匠になってほしいと頼むと、日本の方からイ君を招待したのだ。
神谷さんと握手をするイ君の手は冷汗をびっしょりかいていた。小柄ながらも鋭い目つきの青年、神谷さんは無口な方だった。幼い頃から1人で作品活動をしてきたため、他人と一緒にいることにあまり慣れていないという。彼は2歳の時に初めて折り紙を手にし、独学で折り紙を折る中、13歳の時に日本折り紙協会に入った。1999年からTVチャンピオン折り紙王選手権で4年連続優勝に輝き、全国的な耳目を集めた。彼は縦横3メートルの紙を約2年にわたって折りつづけ、“龍神”という作品を完成させた。
イ君は神谷さんに折り紙の過程と失敗について質問した。
--昆虫、動物、神話の中のキャラクターなど、先生の作品は本当に複雑で、同じように折るのが大変です。どのようにしてこのようなアイデアを考え出すのですか?
「まず折りたいものを決めたら、頭の中で一度折って見るのです。龍を折っても、自分だけの龍を想像するのです。そして今まで折った作品からどんなふうに発展させられるか悩みます。“龍神”を完成させるまでに2年かかりましたが、昆虫から蛇、蛇からトカゲというように発展させていったのです」
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